おほらか

飯(いひ)・酒・くだ物どもなどおほらかにしてたべ(宇治拾遺物語)、 我も、子供にも、もろともに食はせんとて、おほらかにて食ふに(仝上)、 などの、 おほらか、 は、 たっぷりと、 の意である(中島悦次校注『宇治拾遺物語』)。 大から、 多らか、 と当て、 分量の多いさま、 たっぷり、 の意で、 「おほし」+接尾辞「らか」、 …

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