つややか
「つややか」は、
艶やか、
と当て、
見やれば、木の間より水のおもてつややかにて、いとあわれなるここちす(かげろう日記)、
などと、
表面が美しく光って見えるさま、
光沢(つや)有りて、麗しく光って、
の意から、
桃の木わかだちて、いとしもとがちにさし出でたる、片つ方は青く、いま片枝は濃くつややかにて、蘇枋(すおう)の日かげに見えたるが(枕草子)、…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか