ねんごろ
「ねんごろ」は、
懇ろ、
と当てる。
ネモコロの転(広辞苑・大言海・岩波古語辞典)、
とある。「ねもころに」は、
ネを根、
と見るのは同じだが、その解釈は、
根モコロの意、モコロは、同じ状態にある意、草木の根が、こまやかに絡み合って土の中にあるのと同様にの意(岩波古語辞典)、
ネは根なり、モコロは如の義、物の極(きはみ)と等しくの意ならむ(大言海・…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか