祇園
「祇園」は、
祇陀林(ぎだりん)、
という。
中印度、舎衛城(しゃえいじょう シュラーヴァスティー 古代インドのコーサラ国にあった首都)の南、祇陀太子(ぎだたいし)の園林、頭を取りて祇園と云ひ、須達長者(すだつちょうじゃ)がこの地を買い、広大なる寺を建てたるを、祇陀林(ぎだりん)寺、又祇園精舎と云ふ、須達の異称を、給孤独とも云ふに因りて、給孤独園(ぎっこどくおん)、略して孤…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか