矧(は)ぐ

「矧(は)ぐ」は、古くは、 ハク、 と清音、 とあり(広辞苑・岩波古語辞典)、 佩くと同語(広辞苑)、 刷くと同根(岩波古語辞典)、 とある。 淡海(あふみ)のや矢橋(やばせ)の小竹(しの)を矢着(やは)かずてまことありえめや恋しきものを(万葉集)、 と、他動詞四段活用に、 竹に矢じりや羽をはめて矢に作る、 意で(岩波古語辞典・学研全訳…

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