むかばき

こんのあを(襖)きたるが、夏毛のむかばきをはきて、葦毛の馬に乗りてなむ來(く)べき(宇治拾遺物語)、 にある、 むかばき、 は、 行縢、 行騰、 と当て(広辞苑)、 鹿・熊・虎・豹等の毛皮を用ゐ、長さ三尺六寸、一片に製して、腰に着け、両の股脚、袴の前面に垂れ被うふもの、 で(大言海)、 奈良時代には短甲に付属し、平安初期には鷹飼が用い、平安末…

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