注連縄

さらば此御祭の御きよめするなりとて、四目(しめ)引きめぐらして、いかにもいかにも人なよせ給ひそ(宇治拾遺物語)、 にある 四目、 は、 注連(しめ)、 の当て字、 注連縄、 の意で、 聖場の標とするためにひきめぐらす縄、 とある(中島悦次校注『宇治拾遺物語』)。 「注連」は、 標、 とも当て、 動詞「占む」の連用形…

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