殊勝

如何様(いかさま)にも闍維(しゃゆい)の規式(荼毘の作法)にて来たる。殊勝(すしょう)に覚えしに、さはなくて堂内に来たり(宿直草)、 とある、 殊勝、 は、 おごさかなさま、 の意とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。普通は、 しゅしょう、 と訓ます。 「殊勝」は、漢語であり、 「殊」は「とくに」、「勝」は「すぐれる」、 という意…

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