円居

某(なにがし)の沙門、ただかりそめに座を立ちて帰らず。円居の僧不審して、寺へ戻りしかと人やりて見するに居ず(宿直草)、 にある、 円居、 は、 まどい、 と訓ませるが、 同席の、 の意とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。 団居、 とも当て(広辞苑)、 連聲(レンジヤウ)に。まどゐ、 とあり(大言海)、 近世初期ごろま…

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