円居
某(なにがし)の沙門、ただかりそめに座を立ちて帰らず。円居の僧不審して、寺へ戻りしかと人やりて見するに居ず(宿直草)、
にある、
円居、
は、
まどい、
と訓ませるが、
同席の、
の意とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。
団居、
とも当て(広辞苑)、
連聲(レンジヤウ)に。まどゐ、
とあり(大言海)、
近世初期ごろま…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか