冥加

此の礫打たれし家主も自然と機にもかけざるは、理の常を得し冥加ならんか(宿直草)、 の、 冥加、 は、 冥賀人に勝れて、道俗・男女・宗と敬て、肩を並ぶる輩无し(今昔物語)、 と、 冥賀、 と当てたりするが、 孝衡曰、加護二種有、一、顕如、謂現身語、讃印其所作、二、冥加、謂潜垂覆摂、不現身語(鹽尻)、 と、 冥々のうちに受ける神仏の加護…

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