ひぐらし

一日(ひくらし)此の寺に参りしに、人目の関の閑有りて、仏前の錢二十文盗みしかば(宿直草)、 にある 一日(ひくらし)、 は、普通、 日暮、 と当て、 ひぐらし、 と訓むが、古くは、 ひくらし、 と清音で(広辞苑)、 つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば(徒然草)、 …

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