繋念無量劫

正直に思ひ入る一念さりとは恐し。繋念無量劫(けねんむりょうこう)、いかがや贖(あがな)わん(宿直草)、 にある、 繋念無量劫、 は、 仏語、一つの事に執着した一念は、限りない罪業に等しい、 の意(高田衛編・校注『江戸怪談集』)とある。 一念無量劫(いちねんむりょうごう)、 とも、 一念五百生(いちねんごひゃくしょう)、 ともいい、 …

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