禅定

不孝無残のともがらが、懺悔のこころもなき身として、禅定するこそもったいなし(善悪報ばなし)、 にある、 禅定、 は、仏教語で、 霊山に登り修行すること、 とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)が、ちょっとわかりづらい。「禅定」に、 禅定する、 という言い方があり、これは、 かくて立山禅定(ゼンヂャウ)し侍りけるに(「廻国雑記(1487)」)、 …

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