水手(かこ)
水手(かこ)をはじめ舟中の人々、こはいかなる事やらんと慌てためく所に(善悪報ばなし)、
に、
水手、
とあるのは、
船頭、
の意とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)が、あまり正確ではない。
「水手」は、
加子、
水夫、
楫子、
とも当て(広辞苑・岩波古語辞典・精選版日本国語大辞典)、和名類聚抄(平安中期)に、
水手、加古、
と…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか