炭焼小五郎伝説
柳田國男『海南小記(柳田国男全集1)』を読む。
本書には、
海上の海、
海南小記、
島の人生、
が載っているが、『海上の道』(http://ppnetwork.seesaa.net/article/488194207.html)は別に触れた。『海南小記』は、官吏を辞した後、宮崎、鹿児島、沖縄、宮古、八重山を訪れた紀行文である。それだけに気楽に読めそうなものだが、…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか