目代

女、ありのままに申しける。其のまま目代へ訴たへ、、やがて死罪に行ひけり(善悪報ばなし)、 にある、 目代、 は、 代官、 と注記がある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。「目代(もくだい)」を、 代官、 の意で使うのは、室町時代以降で(広辞苑)、江戸時代は、むしろ、 目付(めつけ)の称、 とある(仝上)。「目代」は、 めしろ(目代・眼…

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