目代
女、ありのままに申しける。其のまま目代へ訴たへ、、やがて死罪に行ひけり(善悪報ばなし)、
にある、
目代、
は、
代官、
と注記がある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。「目代(もくだい)」を、
代官、
の意で使うのは、室町時代以降で(広辞苑)、江戸時代は、むしろ、
目付(めつけ)の称、
とある(仝上)。「目代」は、
めしろ(目代・眼…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか