声聞(しょうもん)
四大声聞(しだいしょうもん)いかばかり、喜び身よりも余るらむ、我らは後世の仏ぞと、たしかに聞きつる今日なれば(梁塵秘抄)、
とある、
声聞、
は、
教えを受ける者、
修行者、
弟子、
の意とある(馬場光子全訳注『梁塵秘抄口伝集』)。「四大声聞」とは、
記別(釈迦が、未来における成仏を予言し、その成仏の次第、名号、仏国土や劫などを告げ知らせること)、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか