声聞(しょうもん)

四大声聞(しだいしょうもん)いかばかり、喜び身よりも余るらむ、我らは後世の仏ぞと、たしかに聞きつる今日なれば(梁塵秘抄)、 とある、 声聞、 は、 教えを受ける者、 修行者、 弟子、 の意とある(馬場光子全訳注『梁塵秘抄口伝集』)。「四大声聞」とは、 記別(釈迦が、未来における成仏を予言し、その成仏の次第、名号、仏国土や劫などを告げ知らせること)、 …

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