纏頭

感に堪へずして、唐綾の染付なる二衣を纏頭にしてき。折節に付けては興がりておぼえき(梁塵秘抄口伝集)、 にある、 纏頭、 は、 てんとう、 と訓ませるが、古くは、 てんどう、 と訓ませた(広辞苑)。 歌舞・演芸などをした者に、褒美ほうびとして与えること、及びそのもの、 のことを言い、もとは、 衣服をぬいで与え、それを受けた時、頭にまと…

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