纏頭
感に堪へずして、唐綾の染付なる二衣を纏頭にしてき。折節に付けては興がりておぼえき(梁塵秘抄口伝集)、
にある、
纏頭、
は、
てんとう、
と訓ませるが、古くは、
てんどう、
と訓ませた(広辞苑)。
歌舞・演芸などをした者に、褒美ほうびとして与えること、及びそのもの、
のことを言い、もとは、
衣服をぬいで与え、それを受けた時、頭にまと…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか