折節

感に堪へずして、唐綾の染付なる二衣を纏頭にしてき。折節に付けては興がりておぼえき(梁塵秘抄口伝集)、 にある、 折節(おりふし)、 は、 ちょうどそのときに、その場合に、 とか、 ときどき、おりにふれて、 という意味で使われるが、ここでは、 時節、時機、場合、その時、 の意とあり(馬場光子全訳注『梁塵秘抄口伝集』)、「折節につく」で、 …

続きを読む