藐姑射(はこや)
修行を勤め、其の後天上にのぼり、或いは蓬莱宮、或いは藐姑射(はこや)の山、或いは玉景(ぎょくけい)崑閬(こんろう)なんどに行きて(伽婢子)、
にある、
藐姑射の山、
は、
仙人が住むという山、
とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。因みに、「蓬莱宮」とは、
中国の伝説で、東海中にあって仙人が住み、不老不死の霊地とされた、
とある(仝上)が、いわゆる…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか