景公の夢
『左伝』には景公の夢、鄭の大夫伯有(はくゆう)が事、皆鬼神を伝へり(伽婢子)、
にある、
景公の夢、
とは、
景公が病気になると、夢の中に鬼が二人の小人になって会話したという、
という注記がある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。これだと何のことだかわかりにくいが、所謂、
病膏肓に入る、
の逸話である。なお、「伯有」についても、
春秋時代の人。貪…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか