百万遍
……怨念を払はん爲とて、寺中寄りあひ百万遍の念仏を修行しける(曽呂利物語)、
とある、
百万遍の念仏、
とは、
災厄や病気をはらうために、大勢が集まって念仏を百万回となえる行事、
とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。
百万遍念仏、
とも、略して、
百万遍、
ともいう。
如綽禅師、撿得経文、但能念仏一心不乱、得百万遍已去者、定得往…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか