唐臼

いつも内なる唐臼(からうす)の上に、俵もの、石など多く置き、二十人ばかりしては、動かしがたく拵へて(曽呂利物語)、 いつもの如く、唐臼を踏み鳴らす(仝上)、 とある、 唐臼、 は、 足で踏んで杵(きね)を上下させる仕掛けの石臼、 とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。 天照るや日の異(け)に干(ほ)しさひづるや唐臼(からうす)に搗き庭に立つ手臼(てうす…

続きを読む