酒呑童子

手足は龍の如くにて、長さ一丈三尺五寸、かしらは絵にかけれる酒顛童子(しゅてんどうじ)の如くなり(曽呂利物語)、 にある、 酒顛童子、 は、 酒呑童子、 とも当てるが、 鬼形をもって財を掠め、婦女子を略奪した伝説の妖怪。丹波大江山や近江国伊吹山に住んだ、 とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。南北朝時代頃成立した御伽草子、 酒呑童子、 を…

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