来国光
漸(ようよ)うに押し寛げ、相伝の来国光を以つて払い切りにぞしたりける(曽呂利物語)、
にある、
来国光、
は、
鎌倉末期の名工来国光が作った刀、
とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。
「来国光(らいくにみつ)」は、
鎌倉末期の刀工、
で、
来国俊の子。鎌倉末期を飾る来派の名工で、その作になる現存の太刀、短刀は多い、
とある(精選…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか