肝煎る

あまた人の子を肝煎るとて、其の生(うみ)の親のかたよりは、金銀をとりて、おのれが物とし、其の子は此の河へ流せしとかや(百物語評判)、 にある、 肝煎る、 とは、 あっせんする、 意とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。 肝を煎る、 意とある(日本国語大辞典)。「肝を煎る」とは、 おもひきりしに来てみえて、きもをいらする、きもをいらする(「閑吟…

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