きも
「きも」は、
肝、
胆、
と当てる。古くは、
吾が肉(しし)は、御膾(みなます)はやし、吾が伎毛(臓腑)も、御膾はやし(万葉集)、
と、
臓腑の総称、
をいい、
群(むら)ぎも、
ともいい、
いまも、鳥の臓腑をきもと云ひ、俗に雑物(ざふもつ)と云ふ、
とある(大言海)。その意味から、
汝(なが)肝(心)稚之(わかし)、若雖(…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか