きも

「きも」は、 肝、 胆、 と当てる。古くは、 吾が肉(しし)は、御膾(みなます)はやし、吾が伎毛(臓腑)も、御膾はやし(万葉集)、 と、 臓腑の総称、 をいい、 群(むら)ぎも、 ともいい、 いまも、鳥の臓腑をきもと云ひ、俗に雑物(ざふもつ)と云ふ、 とある(大言海)。その意味から、 汝(なが)肝(心)稚之(わかし)、若雖(…

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