一念五百生

一念五百生(ごひゃくしょう)、繋念無量劫(けねんむりょうこう)、恋慕執着(しゅうじゃく)の報ひをうけん事浅ましきかな(新御伽婢子)、 にある、 一念五百生、 は、 小さな思いが五百年もの間の報いをよび無量な業をつくる、の意の仏語、 とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)。 「隔生則忘(きゃくしょうそくもう)」で触れたように、「隔生則忘」は、 隔生即忘…

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