松明
平野海道を、もどりけるに、弓削のかたより、大いなる明松(たいまつ)をともして来る(平仮名本・因果物語)、
にある、
明松(たいまつ)、
は、普通、
松明、
炬、
などと当て(広辞苑)、
炬火、
松炬(しょうきょ)、
などともいい(大言海)、
ついまつ、
しょうめい(松明)、
たてあかし、
たきあかし、
ともしび、
うちまつ、
続…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか