すごろく

存生(ぞんじょう)のとき、かの腰元と、つねづね双六(すごろく)を好きて、うたれしが(諸国百物語)、 とある、 双六、 は、 盤双六、 を指し、 当時の双六は、貴人の遊びで、双六盤に二人が向い合い、相互に筒に入れた二個の采(さい)を振り出し、出た采の目によって、自分の駒を相手の陣営に進める遊び、 とある(高田衛編・校注『江戸怪談集』)が、古い形の、 …

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