三尊

西の方より、三尊(さんぞん)、その外廿五の菩薩たち、笙、篳篥(ひちりき)、管弦にて、光を放って来迎ありければ(諸国百物語)、 の、 三尊、 は、 さんそん、 と訓ませると、 3人の尊ぶべきもの、 つまり、 君と父と師、 の意となる(広辞苑・大言海)。天治字鏡(平安中期も漢和辞書)には、 三尊者、父、師、君也、 和名類聚抄(平安…

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