経営(けいめい)
坊主の僧、思ひかけずと云ひて、経営(けいめい)す。然れども湯ありげもなし(今昔物語)、
俎(まないた)五六ばかり竝べて様々の魚鳥を造り、経営す(仝上)、
とある、
経営、
は、
何かと設備する、接待する、
意とある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。「経営」は、普通、
けいえい、
と訓み、今日、
会社を経営する、
経営が行き詰まる、
など…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか