雑色

己は甲斐殿の雑色(ざふしき)某丸と申す者に候ふ。殿のおはしけるを知り給へずして(今昔物語)、 の、 雑色、 は、 ざっしょく、 と訓むと、 種々まじった色、また、さまざまな色、 をいい、 ざっしき、 と訓ますと、 さまざまの種類、 の意で、 ぞうしき、 とも訓んだが、 雑色田(ざっしきでん)、 というと…

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