股寄(ももよせ)

(源)宛(あたる)、馬より落つるやうにして矢に違えば、太刀の股寄(ももよせ)に當りぬ(今昔物語)、 にある、 股寄、 は、 太刀のさやの峰のほうにかぶせた金具、 とあり(佐藤謙三校注『今昔物語集』)、 「あまおほひ」とも言う、 とある(仝上)。 (太刀の各部位 図説日本甲冑武具事典より) 「股寄」は、後に、 雨覆(あまおおい)、 …

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