股寄(ももよせ)
(源)宛(あたる)、馬より落つるやうにして矢に違えば、太刀の股寄(ももよせ)に當りぬ(今昔物語)、
にある、
股寄、
は、
太刀のさやの峰のほうにかぶせた金具、
とあり(佐藤謙三校注『今昔物語集』)、
「あまおほひ」とも言う、
とある(仝上)。
(太刀の各部位 図説日本甲冑武具事典より)
「股寄」は、後に、
雨覆(あまおおい)、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか