除目の大間

公(おほやけ)の御政をよきも悪しきもよく知りて、除目(じもく)あらむずる時には、先づ國のあまた開きたるを(今昔物語)、 の、 除目(じもく)、 とは、普通、 「除」は官に任命する、「目」は目録にしるす(日本国語大辞典)、 官に除し、目録に記す意(大言海)、 「除」は旧官を除去して新官につくの意。「目」は目録に記すこと(旺文社日本史事典)、 除は旧官を除いて新官に…

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