除目の大間
公(おほやけ)の御政をよきも悪しきもよく知りて、除目(じもく)あらむずる時には、先づ國のあまた開きたるを(今昔物語)、
の、
除目(じもく)、
とは、普通、
「除」は官に任命する、「目」は目録にしるす(日本国語大辞典)、
官に除し、目録に記す意(大言海)、
「除」は旧官を除去して新官につくの意。「目」は目録に記すこと(旺文社日本史事典)、
除は旧官を除いて新官に…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか