和琴(わごん)

匡衡を呼びて、女房とも和琴(わごん)を差し出して(今昔物語)、 にある、 和琴、 は、 日本の弦楽器、 で、 形は筝(こと)に似て、本の方が狭く、六絃、右手に爪(琴軋(ことさき 長さ7センチほどの鼈甲製の撥)を持って掻き鳴らし、左手は指先ではじく、 とあり(岩波古語辞典・大辞林)、色葉字類抄(平安末期)には、 倭琴、ワコン、 とある。 …

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