樵(こ)る

斧取りて丹生の檜山の木こり来て筏に作り真楫(まかじ)貫き礒漕ぎ廻つつ島伝ひ見れども飽かずみ吉野の瀧もとどろに落つる白波(万葉集)、 の、 こる、 は、 樵る、 伐る、 と当て、類聚名義抄(11~12世紀)に、 伐、キル・コル、 とあり、 枝を切ること、 また、 株を残して立木を切る、 意とある(岩波古語辞典)。 樵る、 …

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