けうとし

守、聞きていはく、汝はけうとく人にもあらざりける者のこころかな(今昔物語)、 の、 けうとし、 は、 気疎し、 と当て、 このさるまじき御中の違ひにたれば、ここをもけうとくおぼすにやあらむ(蜻蛉日記)、 と、 気に入らず離れていたい、また、気持が離れてしまっている、疎遠だ、 と(広辞苑)、 感じからして疎遠だ、の意が原意、 と…

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