もとほし

此の相撲どもの過ぎむとするが、皆水干装束にてもとほしをときて、押入烏帽子どもにてうち群れて過ぐるを(今昔物語)、 にある、 もとほしをときて、 は、 衣のくびのまわり、その紐をといてくつろいだ、 と注記がある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。因みに、「押入烏帽子」とは、 えぼしを目深にかぶること、 とある(仝上)。 (烏帽子 デジタル大辞泉よ…

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