かたぬぐ

されば皆紐解き袒(かたぬ)ぎて舞ひ戯(たはむ)るる間夜も漸くふけて皆人いたく酔ひにたり(今昔物語)、 の、 袒ぐ、 は、 肩脱ぐ、 とも当て、 上衣(ウハギ)をなかば脱いで、下衣(シタギ)の肩をあらわす、 意で、さらに転じて、 袒ぎて背(せなか)を見しむ(今昔物語)、 と、 はだ脱ぎになる、 意でも使う(岩波古語辞典)。 …

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