有識
本(もと)より有識(いうしき)なる者にて、賤しき事をばせずして(今昔物語)、
の、
有識、
は、
教養ある者、
とある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。この、
有識(ゆうしき)、
は、漢語であり、
凡學事毋為有識者所笑、而為見仇者所快(漢書・朱浮傳)
ものしり、
見識ある人、
の意で(字源)、
有識之士、心獨怪之(後漢書・何皇…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか