有識

本(もと)より有識(いうしき)なる者にて、賤しき事をばせずして(今昔物語)、 の、 有識、 は、 教養ある者、 とある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。この、 有識(ゆうしき)、 は、漢語であり、 凡學事毋為有識者所笑、而為見仇者所快(漢書・朱浮傳) ものしり、 見識ある人、 の意で(字源)、 有識之士、心獨怪之(後漢書・何皇…

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