先追
賤しくとも前(さき)追はむひとこそ出し入れてみめ(今昔物語)、
の、
前追ひ、
は、
行列を作り、前払いをさせる身分の人、
とある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。「前追」は、
先追、
とも当て、
貴人が外出する際、その行列の先頭に立って、路上の人々をじゃまにならないように声を立てて追い払うこと。また、その人のこと、
で、
あそび…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか