よぼろ

土に穢れ夕黒なる袖も無き麻布の帷子(かたびら)の、よぼろもとなるを着たり(今昔物語)、 の、 よぼろもとなる、 は、 ふくらはぎまでしかない、 と注記がある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。 よぼろ、 は、 膕、 と当て、類聚名義抄(11~12世紀)に、 膕、ヨホロ、 和名類聚抄(平安中期)に、 膕、與保呂、曲脚中也、 …

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