まなかぶら

筒尻を以て小男のまなかぶらをいたく突きければ、小男、突かれて泣き立つと見る程に(今昔物語)、 の、 まなかぶら、 は、 目のふち、 とある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。 眶、 と当て、和名類聚抄(平安中期)に、 眶、和名万奈加布良(まなかぶら)、目眶也、 とあり、色葉字類抄(平安末期)には、 眶、マカフラ、 とあり、 …

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