賓頭盧(びんづる)
それが賓頭盧(びんづる)こそ、いみじく験(げん)はおはしますなれとて(今昔物語)、
にある、
賓頭盧、
は、
十六羅漢の一つで、参詣すれば病をいやすといわれている、
とある(佐藤謙三校注『今昔物語集』)。
賓頭盧、
は、
Piṇḍola-bharadvāja(ピンドーラ・バーラドヴァージャ)の音写、
で、
名がピンドーラ、姓をバーラ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか