綾藺笠(あやゐがさ)
顔少し面長にて、色白くて、形つきづきしく、綾藺笠(あやゐがさ)をも着せながらあるに(今昔物語)、
の、
綾藺笠、
とは、
藺草(いぐさ)を綾の組織にならって編み、裏に絹をはった笠。中央に突出部がある。武士の狩装束で、遠行または流鏑馬やぶさめ用、
とあり(広辞苑・日本国語大辞典)、
あやがさ、
藺笠、
ともいう(仝上・大言海)。「狩衣」については「水…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか