つきづきし
年三十餘りばかりの男の、鬚黒く鬢つきよきが、顔少し面長にて、色白くて、形つきづきしく(今昔物語)、
とある、
つきづきし、
は、
付き付きし、
と当て、
いかにもぴったりはまっている感じである、
という意で(岩波古語辞典)
似つかわしい、
ふさわしい、
調和している、
好ましい、
取り合わせがよい、
などといった意味で使われ(広辞…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか