如来
十万佛神集まりて、寶塔扉(とぼそ)を押し開き、如来滅後の末の世に、法華を説きおき給ひしぞ(梁塵秘抄)、
の、
如来、
は、
梵語tathāgata(多陀阿伽陀)、
の訳、
かくの如く行ける人、
すなわち、
修行を完成し、悟りを開いた人、
の意。のちに、
かくの如く来れる人、
すなわち、
真理の世界から衆生(しゅじょう)救…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか