咒師

天魔が八幡(やはた)に申(まう)すこと、頭(かしら)の髪こそ前世の報(ほう)にて生(を)いざらめ、そは生いずとも、絹葢(きぬがさ)長幣(ながぬさ)なども奉らん、咒師の松犬(まついぬ)とたたひせよ、しないたまへ(梁塵秘抄)、 の、 咒師(呪師)、 は、 じゅし、 とも、 しゅし、 すし、 ずし、 とも訓み、 大法会で、陀羅尼(だらに)を誦して…

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