引板(ひた)

心の澄むものは、秋は山田の庵(いを)毎に、鹿驚(おど)かすてふ引板(ひた)の聲、衣(ころも)しで打つ槌(つち)の音(梁塵秘抄)、 の、 引板、 は、 「ひきいた(引板)」の変化した語(精選版日本国語大辞典)、 で、 ヒキタの音便ヒイタの約(広辞苑)、 ともあるので、 ヒキイタ→ヒキタ→ヒイタ→ヒタ、 と転訛したもののようである。だから、 …

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